顧客志向
お客様の声に真摯に耳を傾け、真に求めるものを提供します。自然の恵みを最も貴重な贈り物として、真心を込めて加工し、その価値をお届けすることが最大の使命です。
私たちは、秋田・雄勝野に根ざし、
自然の恵みと先人の知恵を受け継ぎながら、
一流のもの造りへの求心と誠実な仕事を通じて、
人々の食の幸せと暮らしの未来に貢献します。
山あいに煙がたちのぼる晩秋の朝。火番の職人の朝支度の息遣いとともに、囲炉裏の火にくべた木が静かに燃え、大根がゆっくりと色づいていく
—その情景は、祖父の代から変わらない、雄勝野きむらやの原点です。
この度は、株式会社雄勝野きむらやのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
創業昭和38年、私は3代目の代表を勤めさせていただいている木村吉伸と申します。
これまで私どもは、地場の希少で香り高い山野菜と発酵に適した気候風土を基盤に、古来伝承の技と「風味求心」を旨に多様な漬物造りに精進して参りました。家伝の「いぶり漬け」にヒントを得た焚き木干し沢庵「いぶりがっこ」は、1965年の発売以来、多くの皆様にご愛食いただき、きむらやを代表する商品としてご周知いただいております。心より深く感謝申し上げます。
私たちの漬物は、雄勝野という土地なしには生まれません。ここにしか育たない山野菜、ここにしか吹かない風、ここに暮らす生産者の方々との長年の信頼関係。地域の自然と人が織りなす豊かさが、そのまま私どもの製品ひとつひとつに宿り、山里の情緒を体現しています。
その味を仕上げるのは、機械ではなく人の手と経験です。漬け込む塩加減、燻す時間、発酵の見極め。数値では表せない職人の感覚が、きむらやの風味を守り続けています。そして、その技を担う社員一人ひとりが、誇りと喜びを持って仕事に向き合えてこそ、本物の味は生まれると私は信じています。
働く人が心身ともに豊かであること—それは、お客様へ届ける味の豊かさと、切り離せないものです。雄勝野きむらやが存在する意味は、単においしい漬物を売ることではなく、秋田の山里に根ざした食文化を次の世代へ継承し、この土地に生きる人々の暮らしと誇りを守ること。そして、食を通じて人と人、土地と食卓をつなぎ続けること。それが、私たちの使命であると信じております。
近年「いぶりがっこ」は国境を越え、海外の食卓でも親しまれるようになりました。
秋田の山里で生まれた素朴な発酵食が、いま世界の人々に食の喜びを届けている。その事実は、山里に眠る食文化を掘り起こすことが、本物の味を守ることであり、未来の可能性を切り開くことでもあるのだと、私たちに改めて気づかせてくれます。
これからも雄勝野に根ざし、全国、そして世界の皆様の食の幸せに貢献できるよう、『進取の気象』を持って食品作りに精進して参ります。
お客様に何を届けるか、どう作るか、誰と共に歩むか。
私たちの仕事を貫く七つの指針です。
お客様の声に真摯に耳を傾け、真に求めるものを提供します。自然の恵みを最も貴重な贈り物として、真心を込めて加工し、その価値をお届けすることが最大の使命です。
自然と人間本位の製造を行い、誠実で愛情を持った品質の番人であり続けます。先人から受け継いだ技と清心な気風を守り、すべての製品に誇りと責任をもって向き合います。
取引先・地域社会・自然環境とともに生き、共に栄える道を歩みます。必要以上に資源を使わず、自然と事業の調和を探究し、持続可能な製造を通じて未来への責任を果たします。
時代の変化を柔軟に受け入れ、事業の新たな可能性を切り拓きます。祖先が築いた叡智と文化を土台に、燻製・発酵・手造りの技術の深化と新しい技術・思考との融合を進めます。
社員一人ひとりの向上心と尊厳を信じ、仕事とプライベートの調和を追求します。すべての社員が仕事を通じて信用を積み上げ、誇りをもって働くことができる環境を築きます。
常に創意と積極性に富んだ経営を推進し、次世代が輝かしい未来への希望を信じられるよう行動します。社員一人ひとりの成長の総力によって事業の永続発展を図ります。
私たちの仕事場は常に手入れが行き届き、雄勝野の自然を感じられる開かれた職場であり続けます。一人ひとりが、昨日より、周りより、少しでも美しくありたいという思いと実践を積み重ねることで世界一美しい職場を築きます。
創業から今日まで。いぶりがっことともに歩んだ、
業界を代表する歩みの節目をご紹介します。
木村次郎・妻ヒデヨにより、家伝の漬物造りを基に漬物屋を創業。「シソ巻き山ごぼう」「たけのこ味噌漬」を製造。
長男・木村養市が山形県新庄市「農林水産省 食品総合研究所」で食品加工技術を習得。地場の山菜を使った「山菜の味噌漬」「山菜の粕漬」を発売。
事業所名を「雄勝特産加工所」とし販路開拓。秋田鉄道弘済会(キオスク)6ヶ所の駅売店、稲住温泉、木内デパート、秋田産業会館にて販売開始。
冬季保存食として雄勝野の各家庭で造り継がれてきた「大根のいぶり漬け」に着想し量産化を試みる。槻沢燻製所(1回1,500本)を開設、農業納屋に囲炉裏を掘り込み1号燻製庫に改装して燻製試験を開始。
燻製試験を重ね、大根の「す」入り解消に成功。燻製設備・温度・火力の最適化と燻し木の樹種選定を進め、家伝の漬け材料配合と冷蔵庫での発酵熟成試験を開始。
いぶり漬けの試験生産を開始。保存性向上のため酒粕床に樽詰めして発売。全国・県内の物産展に出展開始。
真空包装機と加熱殺菌工程を導入し保存性・携帯性が飛躍的に向上。「印籠の味噌漬」新発売。
いぶり漬け真空パック製品の販売を開始。製法を酒粕床から米糠・塩・ザラメを主体にした沢庵製法へ切り替え開始。
『焚き木干し沢庵「いぶりがっこ」』と命名し、真空パック商品として発売開始。観光みやげ品として看板商品に。屋号を「雄勝特産きむらや」に改名。
湯沢伝統の刻み漬け(福神漬け)「雪のくら漬」、伝統秋田味噌漬け「きむらやの味噌漬」等を新発売。
「いぶりがっこ」商標を申請。
「山ごぼう味噌漬」「ちょろぎ漬各種」「なた漬」「赤かぶ漬」「花っこなす」を新発売。
本社工場を増築し生産体制を強化。槻沢2号・3号燻製庫(各4,000本級)を新築稼働。
自社いぶり漬けの商品名として「いぶりがっこ」の商標(第1588021号)を登録(申請から5年)。
槻沢4号燻製庫(2,500本級)を新築稼働、フォークリフト導入。東京都内の秋田県物産展が活況。
ピロー包装機を導入。一口サイズの「いぶりがっこ おつまみ」、人参のいぶり漬け「いぶりにんじん」を新発売。
事業所屋号を「いぶりがっこ本舗 雄勝野きむらや」に改名。「くきわかめ」新発売。本社工場を増設増強。
柳原第二工場を新設。5号燻製庫(3,500本級)、1号貯蔵熟成庫、編み棟を新築稼働。
製品検査部門を強化し目視ルーペ検品を導入。生協との取引が本格化し、各種OEM製品の生産を開始。
「うめ味噌」「山ごぼう胡瓜」「しその実漬」を新発売。
「き娘梅」「いぶりがっこ おつまみ得用200g」、いぶりがっこ業務用スライス(刻み)を新発売。
「みずの実っこ」「山うど漬」「ふきのとう」を新発売。
本社工場を増改築。加工工場の衛生管理マニュアル化と検査部門の強化。柳原工場の敷地を拡大。
柳原8号燻製庫(7,000本級)・荒押し棟を新築稼働。仕込み熟成を柳原第二工場に、製品加工を本社工場に集約。
柳原9号燻製庫(9,000本級)・漬け棟を新築稼働。連続式真空包装機を導入。
「株式会社雄勝野きむらや」として法人設立。
柳原3号熟成冷蔵庫(170t収納)を新築稼働し、熟成工程の品質を向上。
「いぶりがっこ ふりかけ」を新発売。また、X線検査機を導入し製品検査を強化。本店直営店を開店。食味官能検査のマニュアル化。
「いぶりがっこ」商標をめぐり、県内後発生産者団体より一般名称化との指摘。商標権は行使せず、県担当局が提案するGI制度のもとでの運用に同意。
GI(地理的表示)認証の取得に向け、生産基準等の協議を経て申請。
いぶりがっこ業務用ダイスカット(みじん切り)をリニューアル。県内TV CMを刷新。
「いぶりがっこ」が地理的表示(GI)保護制度に登録(登録番号第79号)。また、「いぶりがっこおつまみピロー包装」を真空パック製品に改良し保存料等の使用添加物を削減。「いぶりがっこ薪割りおつまみ」に改名し、販売開始。
柳原4号熟成冷蔵庫(220t収納)を新築稼働。原料荷受けトラックプール、本社工場出荷プラットフォームを整備。
柳原第二工場を、燻製と熟成貯蔵を専門とする「雄勝野きむらや 柳原燻醸所」に改名し、分業体制を構築。
「大長いぶりにんじん」が漬物グランプリ金賞を受賞。
本社工場の包装ラインを強化、検査ラインを半自動化。
「いぶりがっこ」が100年フードの有識者特別賞を受賞。
「みずの実っこ」が最高賞を受賞。
「いぶりクラフトエール MANTZNAR(マンツナー)」「いぶりだし」を開発し、いぶりがっこの製造副産物を活用し食品ロスを減らすフードテック事業を推進。
本社工場の生産・出荷体制強化、加熱殺菌処理ラインの自動化。
雄勝野の山野菜と、古来伝承の技から生まれる漬物。
オンラインショップでお求めいただけます。
燻製と発酵技術を活用した新しい製品の開発。「いぶりだし」などの調味料製品とアップサイクル商品の製造。
高品質な業務用食材の提供。いぶりがっこのみじん切り原料・調味料などの供給。OEM製品開発。
がっこ茶っこ&コーヒー
OGACHINO KIMURAYA
本工場に隣接した店内では、いぶりがっこをはじめ季節ごとの秋田漬物を広くご用意しております。東北地方にお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
秋田の伝統を受け継ぎ、次の世代へつなぐ仕事に興味をお持ちの方、
「地域の食文化を世界へ届けたい」という想いに共感してくださる方は、
まずはお気軽に弊社までご連絡ください。